フキスイ旅行記

埼玉県出身で大阪府在住の大学生。自分の旅行記が中心だが、他の内容の記事を投稿する場合もあり。2022年3月19日、JR全線完乗達成! 2022年JGC修行を実施

日本酒がコンセプトの観光列車〜快速越乃Shu*Kura乗車記〜

今回はJR東日本ののってたのしい列車の一つである越乃Shu*Kuraに乗って来ました。2017年に1度乗って以来6年ぶり2回目の乗車であり、今回は旅行商品として発売される1号車を予約しました。(乗車は2023年11月)

 

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十日町14:49→18:38上越妙高 越乃Shu*Kura

先ほど記載した通り、未成年時代には乗ったものの当時はコンセプトである日本酒を吞めなかったので乗り直しました。

 

停車駅ではShu*Kuraオリジナルの駅名標が設置されています。

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通常切符で乗れる3号車はリクライニングシートですが、旅行商品専用の1号車はボックス席やカウンターが並ぶ配置となっています。ちなみに今回の1号車の乗客は私を含めて4人のみでした。
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まずはウェルカムドリンクが提供されました。炭酸の入った日本酒は珍しいと思います。

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メインのお酒と食事が提供されました。量はあまり多くないですが、酒のあてとして濃いめの味付けが美味しかったです。普段、日本酒はまず呑まないので結構酔ってしまいました笑
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観光列車おなじみの記念ボードとスタンプは欠かしません。スタンプ台紙がペラペラなのは少し残念です。
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お土産にロゴ入りのおちょこと巾着をいただきました。
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柏崎駅の電光掲示板のはドット絵が描かれていました。
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日本一海に近い駅の一つである青海川でも停車時間があります。乗車した時期は冬手前の11月だったため、真っ暗でした。

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2号車は座席がなく、販売カウンターとフリースペースとなっています。f:id:FukisuiNoritetsu:20231113205349j:image

 

酔い覚ましも兼ねてコーヒーとドーナツのセットを購入しました。
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米どころそして酒どころである新潟を味わうにはぴったりの列車です。乗車時間も長く、乗客が少なかったのでのんびりした呑み鉄を楽しみことができました。

かつての特急つばめ時代を体験できる走行!〜36ぷらす3で博多から鹿児島中央へ〜

今回はJR九州のD&S列車を代表する一つである36ぷらす3に乗って来ました。2021年12月に長崎行き以来2回目で、今回は以前からずっと乗りたかった鹿児島中央行きです。

九州新幹線が開業する以前は特急つばめとして走っていた区間であり、当時を体験できる貴重な機会です。新幹線に乗ってしまえば最速1時間半未満で着いてしまいますが、途中おもてなし駅で観光を楽しみながら在来線を6時間半かけて走行します。

 

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博多10:00→16:26鹿児島中央 8101Ⅿ 787系6連【BM363編成】36ぷらす3

 

今回乗車した6号車は、とても珍しく畳敷きで靴を脱いで乗る形式です。お座敷列車以外でこのスタイルはまず見られないですね。

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前も書いたかもしれませんが窓は障子があり、半分しか見られないのはマイナスポイントです。
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この区間は木曜日の運転ということもあり、客の年齢層は比較的高めです。

博多発車後の「これから旅を始めましょう」や途中駅発車後には「旅を続けましょう」といった何気ない一言が素敵でした。

 

おもてなし駅1つめの玉名駅で停車。特産品の販売もありますが、反対側のホームから編成写真を撮ることもできます。漆黒の車体がカッコイイですね!

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側面もピカピカなので写真を撮る際には反射に注意が必要です
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今回は食事付のプランを予約したため、熊本駅発車後に弁当が配られました。ビュッフェコーナーで購入したビールとともにいただきます。THE和食といった中身で普段あまり縁のないような食べ物も多く美味しかったです。

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八代駅からは肥薩おれんじ鉄道に入ります。この区間ディーゼル車両なので電車が走ること自体貴重です。一部区間では海岸線に近いところを走るので景色も楽しめます。
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おもてなし駅2つ目、牛ノ浜駅で停車。ここでも玉名駅と同様特産品の販売や写真撮影が行われました。

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再びビュッフェに向かい食後のデザートとコーヒーを購入しました。
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観光列車と言えば記念乗車証は欠かせません。今回は3周年記念verももらえました。
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博多を出発して6時間26分、終点の鹿児島中央に到着です!
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6時間半近い乗車は退屈になるかもしれないと思っていましたが、景色や食事を楽しみながらのんびりしたり、おもてなし駅でホームに降りたりすれば意外とあっという間でした。以前から気になっていたので乗れてよかったです。他のルートもあるので機会があればコンプリートするのも楽しそうです。

 

 

#6 人生初の海外1人旅!〜名残惜しい帰国〜

3泊4日の滞在はあっという間、帰国の日がやって来ました。台北市内からMRTで桃園空港へ向かいました。

 

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桃園TPE13:2513:30→17:0616:55関西KIX JL8668便 B787-8【JA834J】

 

往路ほどではないですが、復路も比較的すいており搭乗率は5割程度でした。海外で見る鶴丸は安心感がありますが、この時はもう帰国しないといけないのかという寂しさの方が上回っていました。

 

機内食には小鉢にお蕎麦があり、日系らしさを感じました。
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搭乗前はチャイナエアラインのラウンジへ。スカイチームですがJALの指定ラウンジになっていました。

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無事関空に到着し入国完了後、南海に乗車し天下茶屋乗り換えで帰宅しました。

 

余談ですが台湾では使用済み切符を領収書にする文化があるようです。そのため改札機に通しても問答無用で返ってきます笑 記念に持ち帰りたい身にとってはありがたいです。

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海外だけどどこか日本らしさがある台湾。今回が初めてでしたが、めちゃくちゃハマってしまいました。特に台鐵に興味を持ち一周したくなったのでまた訪問してしまいました笑 そちらの記事も追々投稿する予定なのでしばらくお待ちください。

6回にわたる人生初の海外一人旅の記事をご覧いただきありがとうございました!

 

 

#5 人生初の海外1人旅!〜台北から少し足をのばして十分と九份へ〜

1つ前の記事では龍山寺中正紀念堂を訪問しました。午後からは台北から少し足をのばして台湾で最も有名な観光地である十分と九份へ行って来ました。

 

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台湾のことをほとんど知らなくてもこの光景を見たことがある人は多いはず

 

まずは十分へ

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台北13:08→13:41瑞芳 普悠馬228次

台鐵を代表する特急列車の1つである普悠馬号で乗り換え駅の瑞芳へ。全車指定の特急ですが料金は76NT$(約355円)と日本ではありえない安さです。

 

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瑞芳14:00→14:27十分

ローカル線の平渓線に乗り換え

 

十分と言えば天燈の打ち上げです。私は一人なのでやりませんでしたが、ほとんどの観光客が楽しんでいました。

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道と線路がかなり近い距離にあり、手を伸ばせば列車に届きそうなレベルです。列車が来ない時は当たり前のように線路内に立ち入っていました。
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駅周辺の店が多いエリアはごった返していますが、少し離れると比較的長閑な風景が広がります。
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十分15:35→16:03瑞芳

 

再び瑞芳に戻って次は九份へ。鉄道が通っていないため、バスへ乗り換えます。
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台湾のバスは運転が荒く、さらに山道を進むためめちゃくちゃ揺れます。さながらアトラクションのようでした笑

 

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高台に位置するため景色は最高です。上から見下ろすのはもちろん、下から見上げるのもおすすめです。
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日が暮れ始めて提灯の明かりがつき始めるとガイドブックやテレビでおなじみの光景になりました。階段が多く通路が狭いため観光客が密集していました。今回の旅行でいくつか観光地へ行きましたが、日本人も多くあちこちから日本語が聞こえてきて不思議な感じでした。
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再びバスで瑞芳へ向かい鉄道で台北に戻ります。台北直通のバスもあるので乗り換えが面倒な方はそちらがおすすめです。


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瑞芳18:29→19:05台北 新自強229次

真っ白な車体がスタイリッシュでカッコイイですね。日立製なので内装は日本の列車とほぼ変わらずシートは今時らしく少し固めでした。

 

午後からの出発ということもあり、現地の滞在はそれぞれ1時間程度でしたがとても楽しかったです。台北から少し離れてはいますが、はじめての台湾旅行では外せないスポットです。次回はこの旅最終回、帰国についてお伝えします。

#4 人生初の海外1人旅!〜龍山寺と中正紀念堂を観光〜

台湾滞在3日目の午前中は台北の主要観光地である龍山寺中正紀念堂を巡って来ました。

 

まずは龍山寺へ。台湾で最も古い歴史を誇る有名な寺院です。

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中華系らしいなかなか奇抜な見た目な建物が印象的でした。

 

続いてMRTで移動し中正紀念堂へ。広大な広場に立つ門や建物は迫力があり、見た目以上に大きく見えます。

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メインの紀念堂につながる階段はガイドブックおなじみの光景です。この日は雲一つない最高の天気でしたが、30℃近い夏日で暑かったです。

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内部には日本統治終了後、台湾を支配した蔣介石の座像が置かれています。この前で1時間に1回行われる衛兵の交代式は見どころです。写真や動画はありませんが、タイミングよく見ることはできました。
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最寄りの中正紀念堂駅は大阪メトロの淀屋橋や本町のような雰囲気がありました。
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普段は搭乗記や乗車記がメインであり、このような観光地巡りのブログは書き慣れていないため短めの記事となってしまいました。3日目後編の#5では台北から少し足をのばして台湾と言えばの定番観光地を紹介します。

#3 人生初の海外1人旅!〜台北101からの夜景&士林夜市〜

2日目前編では台湾高鐵に乗って高雄まで往復して来ました。後半は台北の有名スポットへ向かいます。

 

まずは台北101へ。

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MRTの出口を出た瞬間、巨大なビルがそびえたっています。見上げると首がもげそうなくらいの高さです。

 

入館料金600NT$(約2800円)とお高めですが、展望台からは夕方から夜にかけて街の光が輝く台北の風景を見下ろすことができました。
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地上から展望台を結ぶエレベーターはギネス記録にも認定されたほどの高速で、一瞬耳が痛くなりました。

 

夜景観賞後は台北で最も有名と思われる夜市である士林夜市へ向かい食べ歩きをしました。店がひしめき合い、人手も多くかなり賑やかでした。たまに臭豆腐の独特なにおいが漂ってくるので注意が必要です笑

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夜市を堪能したらホテルのある西門へ戻り、前日食べそこなった有名なそうめんを食べました。21時過ぎでも列ができている人気店です。レンゲで食べるのが特徴らしいですが、正直食べにくかったです。

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文章少なめで画像メインの記事になってしまいました。台北の街は夜もにぎわっていて楽しいですね。至るところで夜市は開かれているので滞在中にはしごするのも楽しそうです。

#2 人生初の海外1人旅!〜日本とそっくりの台湾新幹線(高鐵)で高雄へ〜

台湾滞在2日目は今回渡航した目的の一つである台湾の新幹線(高鐵)で台北から第2の都市である高雄を往復して来ました。

 

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台北10:46→12:45左営

日本の700系をモチーフに製造された700T型です。現在はひかりレールスター車両が山陽新幹線で走っていますが、台湾ではこの車両しかないため現役バリバリで活躍中です。

台北駅は途中駅のため、停車時間はあまり長くなく多くの利用者が乗り込みます。列車名の愛称はなく番号で速さが分けられています。この列車は日本のひかりのような準速達タイプでした。


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モケットの色は違えど雰囲気は日本と変わりません笑

乗車率はかなり高く中央のB席も一部埋まっていた一方、台中や台南で降りる人も多く末端区間は比較的余裕がありました。

 

昼食は名物の台鐵弁当です。大きな肉がドーンと乗っていてボリュームがありますが、価格は80NT$(約370円)と格安です。

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約2時間の乗車で高雄の玄関口、左営に到着です。

 

700T型が5本並ぶ圧巻の姿を撮影できました! 左営駅はホームドアがないため撮影におすすめです。
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高雄に来た目的は新幹線に乗ることだったので観光はほとんどせず、ガイドマップで気になった美麗島駅のみ訪れてみました。

世界で最も美しい地下鉄駅の一つに選ばれたこともある場所で、天井を覆うステンドグラスは思った以上に綺麗で迫力があります。

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一時期日本でも流行ってタピオカミルクティーを本場で飲んでみました。味は美味しかったですが、あまり甘いものが得意ではないのでかなり量が多かったです笑
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左営14:55→16:40南港

こちらは最速達タイプで途中台中、板橋、台北の3駅しか止まりません。せっかくなので台北の先終点の南港まで乗り通してみました。最も北側にある駅が南港というのは少しややこしいですね笑

 

復路は日本のグリーン車にあたる商務座を利用しました。

こちらもモケットの色以外は700系と変わらず1世代前のグリーン車といった感じです。

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東海道新幹線では普通車で車内販売が廃止された一方、台湾高鐵では商務座の利用客に飲み物とお菓子のサービスがありました。

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案の定、台北でほとんど降車し最後の1区間はガラガラでした。

 

思った以上に700系らしさがありなんとなく懐かしさを感じました。台湾全般に言えますが、日本よりも運賃が安いのでお得です。今後はN700Sの導入が始まるようなのでそれも楽しみですね。