4日目は男鹿線に乗車後、リゾートしらかみに五所川原まで乗り津軽鉄道を往復したあと弘前まで向かいました。
秋田7:41→8:37男鹿9:07→9:59秋田 1127M→1128M EV-E801系2連【G3編成】
ベースはなぜか九州のBEC819系なので東日本の車両らしさはあまりありませんが流石に背もたれは木ではなかったです。蓄電池式電車なので非電化区間を走りますが列番はMになっています。また、ここまで2両の色が極端に違うのは珍しいですね。そしてドアチャイムは東北標準の高音2点ではなく名鉄と同じなのが驚きました。(テンポ的には名市交の方が近いかもしれません) 往復とも秋田〜追分の奥羽線区間は立ち客が多かった一方、往路の末端区間はガラガラで5人程度まで減っていました。都市型ワンマンを採用しているのも地方では珍しいです。
↑駅名標
秋田10:50→15:02五所川原 8623D キハ40系4連 リゾートしらかみ3号 3号車2番A席
前日乗った橅編成と合わせた乗車記もぜひご覧ください。
https://fukisuinoritetsu.hatenablog.com/entry/2021/08/27/173032
津軽五所川原15:47→16:25津軽中里17:08→17:45津軽五所川原 津鉄21形単行【21-103】
ストーブ列車で有名な津軽鉄道です。JRとの接続があまりよくなく折り返し時間が長めなのが欠点ですがtheローカル線といった日本の原風景を堪能できます。
↑駅名標はまさかの習字で風情があります。他ではまず見ないですね。
さらに津軽五所川原駅の時刻表は漢数字による縦書き(しかも現役でダイヤ改正対応済み)です! 切符は硬券が当たり前のように出てきますし本当に令和なのでしょうか(笑)
風鈴が吊るされているので優しい音色が響いていました。また沿線出身の文豪である太宰治の小説が貼られていました。
直球的なメッセージがかなり心に響きますがこれが地方鉄道の厳しい現実なのでしょう。ましてやコロナ禍が長引いているため大幅に観光客が減り存続危機に陥っている会社も少なくありません。個人でできることは微々たるものですが積み重ねて支援することが大切だと思います。
五所川原18:15→18:54弘前 8625D キハ40系2連 五能線クルージングトレイン5号 2号車8番A席
この日は現青池編成が運休の代わりに旧青池編成であるクルージングトレインが代走していました。3種類のコンプリートはできませんでしたがこの車両の方が乗る機会は少なく貴重だと思います。定期列車の代わりに使っている人もいました。
青森名物のリンゴジュースしかない自販機です。弘前のものは新青森より種類が少ないですね。
4日目は弘前で終了です。今回は真夏の乗車だったので今度は津軽鉄道の代名詞であるストーブ列車に、そしてリゾートしらかみの青池編成にも乗ってみたいですね。