今回はJR九州のD&S列車を代表する一つである36ぷらす3に乗って来ました。2021年12月に長崎行き以来2回目で、今回は以前からずっと乗りたかった鹿児島中央行きです。
九州新幹線が開業する以前は特急つばめとして走っていた区間であり、当時を体験できる貴重な機会です。新幹線に乗ってしまえば最速1時間半未満で着いてしまいますが、途中おもてなし駅で観光を楽しみながら在来線を6時間半かけて走行します。
博多10:00→16:26鹿児島中央 8101Ⅿ 787系6連【BM363編成】36ぷらす3
今回乗車した6号車は、とても珍しく畳敷きで靴を脱いで乗る形式です。お座敷列車以外でこのスタイルはまず見られないですね。
前も書いたかもしれませんが窓は障子があり、半分しか見られないのはマイナスポイントです。
この区間は木曜日の運転ということもあり、客の年齢層は比較的高めです。
博多発車後の「これから旅を始めましょう」や途中駅発車後には「旅を続けましょう」といった何気ない一言が素敵でした。
おもてなし駅1つめの玉名駅で停車。特産品の販売もありますが、反対側のホームから編成写真を撮ることもできます。漆黒の車体がカッコイイですね!
側面もピカピカなので写真を撮る際には反射に注意が必要です
今回は食事付のプランを予約したため、熊本駅発車後に弁当が配られました。ビュッフェコーナーで購入したビールとともにいただきます。THE和食といった中身で普段あまり縁のないような食べ物も多く美味しかったです。
八代駅からは肥薩おれんじ鉄道に入ります。この区間はディーゼル車両なので電車が走ること自体貴重です。一部区間では海岸線に近いところを走るので景色も楽しめます。
おもてなし駅2つ目、牛ノ浜駅で停車。ここでも玉名駅と同様特産品の販売や写真撮影が行われました。
再びビュッフェに向かい食後のデザートとコーヒーを購入しました。
観光列車と言えば記念乗車証は欠かせません。今回は3周年記念verももらえました。
博多を出発して6時間26分、終点の鹿児島中央に到着です!
6時間半近い乗車は退屈になるかもしれないと思っていましたが、景色や食事を楽しみながらのんびりしたり、おもてなし駅でホームに降りたりすれば意外とあっという間でした。以前から気になっていたので乗れてよかったです。他のルートもあるので機会があればコンプリートするのも楽しそうです。