2日目はひたすら三陸海岸を北上しBRTと三鉄の乗り通しです。
仙台9:48→10:35小牛田 2531M 701系6連
運用の都合だと思いますがこの時間の6両は過剰ですね。列車内にゴミ箱があるのは意外と便利です。
小牛田10:40→11:21柳津 2927D キハ110系単行【キハ110-239】
↑駅名標
隠された隣駅の表示がなんとなく寂しく感じます。
柳津11:44→13:31気仙沼 BRT
個人的に気になっていたBRTです。専用道を走る以外は完全にバスですが復興の象徴の一つです。鉄道時代よりも本数が増えバリアフリーなので地方の公共交通の新たな方法だと思います。専用道は基本的に高台にありトンネルが多いです。本吉からは高校生などの地元客が増加しました。
気仙沼13:39→15:07盛 BRT
意外と乗り換えた客は少なかったですね。気仙沼線は一般道と専用道が入り混じっていましたが大船渡線は南側が一般道、北側が専用道とほぼ明確に分かれていました。両方乗ると3時間以上かかるので結構疲れます。
↓テレビで何度も見たことがある 奇跡の一本松を目の当たりにすることができました。隣の建物は当時のままと思われ色々な感情を持ちました。
盛15:20→20:01久慈 5213D 36-700型単行【36-704】
テーブル付きのボックスシートです。乗り通すと4時間41分もかかりますがずっと岩手です。さすが日本一大きい「県」ですね。観光アナウンスや景色が良い区間では徐行するサービスがありました。釜石では10分、宮古では31分も停車します。釜石〜浪板海岸ではこのご時世ですが10人以上のツアー客が乗車し20分程度ですが混雑しました。よくあるワンマン運転ですが後ろ乗り前降りではなく乗降共に前で行っていました。宮古より北はかなりトンネルが多いです。
↓BRTや三鉄の多くの区間では雄大な太平洋を眺めることができます。こんなに穏やかな海なのに10年以上前、豹変し大き過ぎる被害をもたらしたとは思えません…
久慈20:15→21:48本八戸 462D キハE130系2連
上りの最終列車です。ロングシートの比率がやや高くボックスシートは2両合計で片側7つずつでした。
新幹線が来る八戸駅より本八戸の方が中心街でありホテルも多いので2日目はこれで終了です。東日本大震災で大きな被害を受けた三陸の現状を知ることができました。