既に安価で乗れる観光列車の多くに乗車しましたが、まだ未乗列車ももちろんありそのうちの1つがこの奥出雲おろち号です。来年度に運転終了し指定券が取りにくかったので夏休み中の平日にようやく乗ることができました。なお、当日の乗車記録も合わせて記載しています。
木次10:08→12:36備後落合12:57→15:57木次 8421レ→8422レ 12系2連+DE10形【スハフ12 801+スハフ13 801+DE10 1161】奥出雲おろち号
3週間前に何となく指定席の空席状況を見たところ復路のみ○だったのでとりあえず抑えました。往路に関してはずっと×だったので半ば諦めていましたが前日見たら△表記だったので慌てて購入しました。残念ながら往復共に通路側でしたが、乗車自体が難しい列車なので乗れるだけで充分です。
木次の時点では7割ほど、意外と短距離の乗車もいて満席になることはなかったと思います。超が付くほどのローカル線であるため沿線の木々に当たりまくりながら走るのが印象的でした。トロッコ車両の座席は木製のため長時間座るのは割としんどいです。
屋根にヤマタノオロチの装飾があり、トンネルに入ると光ります。また、トンネル内はかなりうるさく涼しいです。
往路で窓がないトロッコ車両は満喫したため復路は全区間控車に乗車しました。冷房が効いていて座席も柔らかいので快適性は当然こちらに軍配が上がります。往路は途中駅の長時間停車があまりなかった一方、復路は出雲坂根と出雲三成で20分程度止まります。空席状況が常に○だったため乗車率は5割程度でした。
往路は見どころの景色と反対側の座席だったため復路に撮影しました。赤い大きな橋梁とおろちループは圧巻です。
木次線名物3段式スイッチバックの最下段にある出雲坂根駅には案内板がありました。1駅で標高が162mも上がります。
山間部を抜けると田園風景が目立ちます。一段高い位置を走ると景色を見渡せることができるのがいいですね。
乗車記念証はあらかじめスタンプが押されているタイプでした。
運行終了が決定していて座席数も少なくなかなか指定席券の購入が難しい列車ですが夏休み中の平日を狙ってどうにか乗車できました。大自然の景色はかなり見応えありますが、さすがに往復5時間半は長かったです。木次線と備後落合から連絡する芸備線は本数が少なすぎるため単純往復になってしまうのは仕方ないですね。
(当日の乗車記録)
1日目は18きっぷで乗り継ぎながら松江まで乗車し前泊しました。
松江8:10→8:31宍道 133D キハ47形2連
宍道9:09→9:43木次 1445D キハ120形単行【キハ120 207】
トロッコの連絡も兼ねているので座席が埋まるほどの乗客がいて少し意外でした。
木次16:00→16:35宍道 1460D キハ120形単行【キハ120 206】
宍道16:57→17:58米子 146D キハ47形2連
松江と安来で降りる人が多く県境を越える人は少なめです。
米子18:16→20:25岡山 7028Ⅿ 381系4連 やくも28号 3号車12番A席
繁忙期と週末のみ運転される不定期列車で根雨と生山をともに通過するため少し珍しいです。4両でも3割程度の乗車率なので閑散期に運休するのは仕方ないですね。
岡山21:03→21:47新大阪 612A N700系8連【R2編成】みずほ612号 5号車13番A席
久しぶりの九州車です。窓側がほぼ全て埋まる乗車率でした。