フキスイ旅行記

埼玉県出身で大阪府在住の大学生。自分の旅行記が中心だが、他の内容の記事を投稿する場合もあり。2022年3月19日、JR全線完乗達成! 2022年JGC修行を実施

藍よしのがわトロッコ(かちどきの風)乗車記

今回の乗り鉄のメインである藍よしのがわトロッコの単発乗車記です。

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210902172616j:image

f:id:FukisuiNoritetsu:20210902172626j:image

阿波池田14:32→16:58徳島 8452D   キハ185系+キクハ32形2連 藍よしのがわトロッコ(かちどきの風) 1号車11番A席

 

1枚の指定券でトロッコと控車の両方を利用できますが同じ席番でも左右が異なっているため少しややこしいです。乗車日は風がやや生暖かくあまり涼しくありませんでした。観光案内がかなり充実しているもののあまり聞こえないのがトロッコらしいですね(笑)  石井〜徳島のみ控車の利用となりますが全体の8割以上はトロッコを利用できました。また、最低1名以上ボックスは座っていました。

 

列車名が長く入りきらないのでトロッコと表示されていました。

f:id:FukisuiNoritetsu:20210902172644j:image

 

↓観光列車定番の記念ボード

f:id:FukisuiNoritetsu:20210902172656j:image

 

↓名前の通り吉野川の近くを通りますが常に沿って走るわけではないので景色の良い区間は限られます

f:id:FukisuiNoritetsu:20210902172706j:image

f:id:FukisuiNoritetsu:20210902172721j:image

f:id:FukisuiNoritetsu:20210902172734j:image

f:id:FukisuiNoritetsu:20210902172743j:image

 

↓パンフレット、乗車記念証とうちわをいただきました

f:id:FukisuiNoritetsu:20210902172752j:image

f:id:FukisuiNoritetsu:20210902172801j:image

 

ものがたりシリーズのような華やかさはありませんが素朴な雰囲気を味わえました。沿線のお見送りや車内のおもてなしは他の四国の観光列車に引けを取らずとても充実していました。

 

 

徳島方面乗り鉄記

東北の次は四国です。四国は不思議な中毒性があり18切符の消費も兼ねて藍よしのがわトロッコをメインに出かけてきました。

 

大阪8:30→9:34姫路 3415M   223系12連【W23+V14編成】

 

姫路9:40→9:59相生 955M   223系4連【V1編成】

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210902170532j:image

相生10:29→11:38岡山 1313M   113系4連【B-12編成】

この区間は本数と両数が少なく混みやすいので1本前に乗り相生まで向かいました。通常の連絡列車でも座れますが慌ただしいのでこの方法がお勧めです。

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210902170543j:image

岡山12:12→12:49坂出 3129M   5000系+223系5連【M1+P6編成】マリンライナー29号 1号車16番D席

乗車率は4割程度で右側D列の方がなぜか埋まっていました。

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210902170553j:image

坂出13:00→13:31琴平 5233M   7200系2連【R08編成】

宇多津と丸亀でほとんどが降りてガラガラになりました。

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210902170602j:image

琴平14:01→14:24阿波池田 41D   2700系3連 南風11号 自由席(3号車)

普通列車の本数がかなり少ないので特急ワープです。窓側は8割以上埋まっていました。

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210902170636j:image

f:id:FukisuiNoritetsu:20210902170708j:image

阿波池田14:33→16:58徳島 8452D   キハ185系+キクハ32形2連 藍よしのがわトロッコ(かちどきの風) 1号車11番A席

詳細はいつも通り別記事をご覧下さい

https://fukisuinoritetsu.hatenablog.com/entry/2021/09/09/172008

 

 

徳島駅前18:00→20:04(20:25)大阪駅前(阪急梅田)

Wi-Fiはあるもののコンセントは付いていないタイプで窓側の半分程度は埋まっていました。途中寝ていたのでよく分からないですが定刻より20分以上早く到着しました。

 

ものがたりシリーズとは違いあまり目立たない観光列車ですが素朴な雰囲気が良かったです。今回は18切符が余っていたので往路のみ瀬戸大橋線経由でしたがやはり関西から四国はバスが早くて便利です。

北東北遠征乗り鉄記6日目

最終日は大阪へ帰るだけです。北海道東日本パスの期限が残っていたので盛岡〜仙台のみ在来線を利用しました。なお、写真の枚数は少なめです。

 

盛岡9:00→10:31一ノ関 1532M   701系2連

六原で貨物列車の通過待ちがありました。首都圏と東北を結ぶ大動脈路線とはいえ旅客列車より貨物優先なのは驚きました。

 

一ノ関10:39→11:27小牛田 544M   701系2連【F2-506編成】

平日の日中なので2両でもガラガラでした。

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210830004226j:image

小牛田11:47→12:34仙台 2538M   E721系4連【P-34+P-9編成】

首都圏と異なり英語放送の駅名が日本語読みにはなっていないことに今更気付きました。

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210830004251j:image

仙台13:25→15:24東京 56B   E5系10連【U35編成】やまびこ56号 9号車6番D席

お先にトクだ値スペシャルを使って定価の半額でグリーン車に乗車しました。仙台からわざわざやまびこに乗る人はおらず郡山発車時でも2割程度で空いていました。埼玉出身の私は新幹線の大宮〜東京間に乗ることはまずないので新鮮でした。

 

↓座席 (以前乗車時に撮影)

f:id:FukisuiNoritetsu:20210830004342j:image

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210830004317j:image

東京15:51→18:21新大阪 97A   N700A系16連【F5編成】のぞみ97号 13号車6番E席

東京駅で新幹線同士を乗り換えたのは多分これが初めてです。中途半端な時間なのかこちらも2割程度の乗車でしたが名古屋から少し乗客が増えました。

 

6日間に及ぶ北東北遠征もこれで終了です。計画段階では長いと思っていましたが終わってみると意外とあっという間でした。未乗路線もいくつかはありますがJR東日本の全線乗車がかなり現実的になってきました。近いうちに完乗を目指します。

北東北遠征乗り鉄記5日目

5日目は弘南鉄道津軽線花輪線に乗車しました。

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210828162839j:image

弘前7:38→8:13黒石8:20→8:54弘前 7000系2連【7103F】

元東急車は地方私鉄でよく見ますがこの形式はあまり多くないですね。高校前と付く駅名が3つもあるのが特徴です。田んぼアート駅は臨時駅扱いではないですが日中のみの停車なので往路は通過しました。

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210828162855j:image

駅名標

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210828162906j:image

弘前9:52→10:38青森 641M   701系3連【N6編成】

ドアチャイムが付いていませんでした。

 

青森11:01→11:38蟹田 333M   701系2連【N32編成】

かつては北海道へのメインルートでした。今でも貨物は走りますがかつての賑わいはなく普通のローカル線です。

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210828162924j:image

蟹田11:44→12:20三厩12:42→13:57青森 335D→336D   GV-E400系単行【T117】

ボックス席のシートピッチが広かったです。1両なのに車掌が乗務していました。ドアチャイムは東北の標準ではなく首都圏の3音タイプでした。復路は直通で蟹田〜青森でボックスシートに座れる貴重な1往復です。

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210828162940j:image

駅名標

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210828163027j:image

↑本州最北端は下北半島側なので三厩津軽半島最北端になります。本州の最北端は北海道の最南端よりも北側にあるのが特徴ですね。

 

青森14:01→14:44弘前 658M   701系5連【N32+N6編成】

まさかの5両で先程乗った編成の併結です。

 

弘前駅前15:01→15:09蓬莱橋 弘南バス

弘南鉄道の両路線は分離しているのでバス移動です。金沢の北陸鉄道も同じですね。日中は100円の循環バスが10分間隔で走っているので便利ですが中央弘前駅というバス停がないので少し分かりにくいです。

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210828163150j:image

中央弘前15:30→16:04大鰐 7000系2連【7031F】

スピードの割にかなり揺れるのは地方私鉄あるあるですね。弘南鉄道は現代では数少ない非冷房ですが多くの窓が開いていて風通しは良く扇風機はあるのでそこまで暑くありませんでした。

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210828163201j:image

駅名標

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210828163215j:image

大鰐温泉16:43→17:09大館 2046M   E751系4連【A-101編成】つがる6号 自由席(3号車)

普通列車の本数が少ないので特急ワープです。乗車率は2割程度でガラガラでした。

 

大館駅近くには渋谷駅前から移設された青ガエルが展示されています。

f:id:FukisuiNoritetsu:20210828163223j:image

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210828163232j:image

大館17:35→20:38盛岡 1938D   キハ110系2連

途中までは時間的に高校生ばかりでした。十和田南では進行方向が変わります。岩手県側は駅間が長く地味な路線の割に乗り通すと時間が結構かかりました。

 

全体的にのんびりした路線の乗車でした。GV-E400系は色を含めてシュッとしていて気に入りました。座席もそこまで硬くなく綺麗で清潔です。私は国鉄型車両主義では全くないので置き換えは賛成です。むしろ地方のローカル線に新車を導入できるJR東は普通に凄いと思います。

北東北遠征乗り鉄記4日目

4日目は男鹿線に乗車後、リゾートしらかみ五所川原まで乗り津軽鉄道を往復したあと弘前まで向かいました。

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210827100429j:image

f:id:FukisuiNoritetsu:20210827100445j:image

秋田7:41→8:37男鹿9:07→9:59秋田 1127M→1128M   EV-E801系2連【G3編成】

ベースはなぜか九州のBEC819系なので東日本の車両らしさはあまりありませんが流石に背もたれは木ではなかったです。蓄電池式電車なので非電化区間を走りますが列番はMになっています。また、ここまで2両の色が極端に違うのは珍しいですね。そしてドアチャイムは東北標準の高音2点ではなく名鉄と同じなのが驚きました。(テンポ的には名市交の方が近いかもしれません)  往復とも秋田〜追分の奥羽線区間は立ち客が多かった一方、往路の末端区間はガラガラで5人程度まで減っていました。都市型ワンマンを採用しているのも地方では珍しいです。

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210827100516j:image

駅名標

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210827100459j:image

秋田10:50→15:02五所川原 8623D   キハ40系4連 リゾートしらかみ3号 3号車2番A席

前日乗った橅編成と合わせた乗車記もぜひご覧ください。

https://fukisuinoritetsu.hatenablog.com/entry/2021/08/27/173032

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210827100533j:image

津軽五所川原15:47→16:25津軽中里17:08→17:45津軽五所川原 津鉄21形単行【21-103】

ストーブ列車で有名な津軽鉄道です。JRとの接続があまりよくなく折り返し時間が長めなのが欠点ですがtheローカル線といった日本の原風景を堪能できます。

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210827100610j:image

駅名標はまさかの習字で風情があります。他ではまず見ないですね。

 

さらに津軽五所川原駅の時刻表は漢数字による縦書き(しかも現役でダイヤ改正対応済み)です! 切符は硬券が当たり前のように出てきますし本当に令和なのでしょうか(笑)

f:id:FukisuiNoritetsu:20210827101008j:image

 

風鈴が吊るされているので優しい音色が響いていました。また沿線出身の文豪である太宰治の小説が貼られていました。

f:id:FukisuiNoritetsu:20210827100702j:image

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210827100721j:image

直球的なメッセージがかなり心に響きますがこれが地方鉄道の厳しい現実なのでしょう。ましてやコロナ禍が長引いているため大幅に観光客が減り存続危機に陥っている会社も少なくありません。個人でできることは微々たるものですが積み重ねて支援することが大切だと思います。

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210827100909j:image

五所川原18:15→18:54弘前 8625D   キハ40系2連 五能線クルージングトレイン5号 2号車8番A席

この日は現青池編成が運休の代わりに旧青池編成であるクルージングトレインが代走していました。3種類のコンプリートはできませんでしたがこの車両の方が乗る機会は少なく貴重だと思います。定期列車の代わりに使っている人もいました。

f:id:FukisuiNoritetsu:20210827100922j:image

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210827101226j:image

青森名物のリンゴジュースしかない自販機です。弘前のものは新青森より種類が少ないですね。

 

4日目は弘前で終了です。今回は真夏の乗車だったので今度は津軽鉄道の代名詞であるストーブ列車に、そしてリゾートしらかみの青池編成にも乗ってみたいですね。

快速リゾートしらかみ4号&3号乗車記

JR東日本を代表する観光列車の一つであるリゾートしらかみの乗車記です。2日に分けて橅とくまげらに乗車しました。

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210824094949j:image

青森13:51→19:01秋田 8634D   HB-E300系4連 リゾートしらかみ4号 4号車6番D席

現代的なハイブリッド式気動車のためディーゼル音はそこまで大きくありません。自動放送は新幹線や特急と同じ声優ですが快速で聞けるのは珍しいです。山側の座席を取ってしまいましたが翌日は海側を予約したので問題ありません。青森より弘前からの乗車が多かったです。川部〜陸奥鶴田では津軽弁による語りべが実演されました。情緒と遠くへ来たことを実感できますが訛りがキツ過ぎて内容はあまり分かりませんでした(笑)  座席にはありませんが展望スペースにコンセントが付いていて充電が可能です。

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210824095003j:image

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210824095022j:image

少し分かりにくいですが「しらかみ」のLED文字が良い感じのフォントです。

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210824095040j:image

シートピッチは相当広くグリーン車以上の1200mmです。色が妙にカラフルですが橅編成なので緑の方が良い気がします。

 

千畳敷では15分停車し散策が可能です。かなり雲が多くどんよりしていました。

f:id:FukisuiNoritetsu:20210824095105j:image

f:id:FukisuiNoritetsu:20210824095121j:image

 

車内の売店でコーヒーとアイスを購入しました。数年前までは当たり前のように多くの新幹線や特急で車内販売を行っていましたが今では瀕死状態になってしまいました。しらかみでも橅編成のみ実施されています。

f:id:FukisuiNoritetsu:20210824095139j:image

 

途中からゲリラ豪雨になってしまいました。残念な天気となってしまいましたが何も考えずボケっと海を眺めるのは贅沢な非日常で至福のひと時を味わうことができます。

f:id:FukisuiNoritetsu:20210824095157j:image

f:id:FukisuiNoritetsu:20210824095210j:image

 

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210824095310j:image

秋田10:50→15:02五所川原 8623D   キハ40系4連 リゾートしらかみ3号 3号車2番A席

定期運用から撤退したJR東では改造車ですが貴重なキハ40系列です。夏休みとはいえ平日なのであまり乗っておらず3号車は自分以外に2人だけでした。鯵ヶ沢五所川原では津軽三味線の演奏が行われました。

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210824095325j:image

 

前日のどんよりした曇りと雨の景色から一転、翌日は晴れて恵まれた天気でした。同じ風景でも青空だと見え方が変わります。

f:id:FukisuiNoritetsu:20210824095345j:image

f:id:FukisuiNoritetsu:20210824095356j:image

f:id:FukisuiNoritetsu:20210824095407j:image

f:id:FukisuiNoritetsu:20210824095420j:image

 

↓乗車記念証 台紙は共通です

f:id:FukisuiNoritetsu:20210824095500j:image

f:id:FukisuiNoritetsu:20210824095513j:image

 

何度もポスターで見たことがある風景と観光列車で乗って楽しい列車の元祖でもあります。なかなか行きにくいエリアですが一度訪れる価値がありました。今回は青池編成には乗れませんでしたがいずれまた再訪したいですね。また一部フルフラットにできるボックス席も気になります。全区間乗ると5時間以上かかるのでお世辞にも短いとは言えませんが観光のための停車時間や車内イベントがあるのでまさに乗って楽しい列車でした。

北東北遠征乗り鉄記3日目

3日目は大湊線と観光列車リゾートしらかみの乗車がメインです。

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210824091316j:image

本八戸8:45→8:55八戸 432D   キハE130系2連

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210824091329j:image

八戸9:33→11:13大湊11:48→12:39野辺地 3225D→3230D   キハ100系単行【キハ100-204】しもきた

停車駅が少ないので結構速いです。警笛を頻繁に鳴らしていましたがかなり大きい音なのでビビります(笑) 往路は大半が下北までの乗車でした。

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210824091349j:image

駅名標

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210824091410j:image

野辺地12:55→13:43青森 577M   青い森703系2連

ここでも首都圏と同じ声優です。色以外はベースのE 721系と何も変わりません。

 

f:id:FukisuiNoritetsu:20210824091422j:image

青森13:51→19:01秋田 8634D   HB-E300系4連 リゾートしらかみ6号 4号車6番D席

詳細は翌日のくまげら編成と合わせた乗車記をご覧下さい

https://fukisuinoritetsu.hatenablog.com/entry/2021/08/27/173032

 

3日目はリゾートしらかみの時間が長く乗車列車は少なめです。JR東日本を代表する観光列車にやっと乗ることができました。