JR東日本を代表する観光列車の一つであるリゾートしらかみの乗車記です。2日に分けて橅とくまげらに乗車しました。
青森13:51→19:01秋田 8634D HB-E300系4連 リゾートしらかみ4号 4号車6番D席
現代的なハイブリッド式気動車のためディーゼル音はそこまで大きくありません。自動放送は新幹線や特急と同じ声優ですが快速で聞けるのは珍しいです。山側の座席を取ってしまいましたが翌日は海側を予約したので問題ありません。青森より弘前からの乗車が多かったです。川部〜陸奥鶴田では津軽弁による語りべが実演されました。情緒と遠くへ来たことを実感できますが訛りがキツ過ぎて内容はあまり分かりませんでした(笑) 座席にはありませんが展望スペースにコンセントが付いていて充電が可能です。
少し分かりにくいですが「しらかみ」のLED文字が良い感じのフォントです。
シートピッチは相当広くグリーン車以上の1200mmです。色が妙にカラフルですが橅編成なので緑の方が良い気がします。
↓千畳敷では15分停車し散策が可能です。かなり雲が多くどんよりしていました。
車内の売店でコーヒーとアイスを購入しました。数年前までは当たり前のように多くの新幹線や特急で車内販売を行っていましたが今では瀕死状態になってしまいました。しらかみでも橅編成のみ実施されています。
途中からゲリラ豪雨になってしまいました。残念な天気となってしまいましたが何も考えずボケっと海を眺めるのは贅沢な非日常で至福のひと時を味わうことができます。
秋田10:50→15:02五所川原 8623D キハ40系4連 リゾートしらかみ3号 3号車2番A席
定期運用から撤退したJR東では改造車ですが貴重なキハ40系列です。夏休みとはいえ平日なのであまり乗っておらず3号車は自分以外に2人だけでした。鯵ヶ沢〜五所川原では津軽三味線の演奏が行われました。
前日のどんよりした曇りと雨の景色から一転、翌日は晴れて恵まれた天気でした。同じ風景でも青空だと見え方が変わります。
↓乗車記念証 台紙は共通です
何度もポスターで見たことがある風景と観光列車で乗って楽しい列車の元祖でもあります。なかなか行きにくいエリアですが一度訪れる価値がありました。今回は青池編成には乗れませんでしたがいずれまた再訪したいですね。また一部フルフラットにできるボックス席も気になります。全区間乗ると5時間以上かかるのでお世辞にも短いとは言えませんが観光のための停車時間や車内イベントがあるのでまさに乗って楽しい列車でした。