台湾滞在2日目は今回渡航した目的の一つである台湾の新幹線(高鐵)で台北から第2の都市である高雄を往復して来ました。
台北10:46→12:45左営
日本の700系をモチーフに製造された700T型です。現在はひかりレールスター車両が山陽新幹線で走っていますが、台湾ではこの車両しかないため現役バリバリで活躍中です。
台北駅は途中駅のため、停車時間はあまり長くなく多くの利用者が乗り込みます。列車名の愛称はなく番号で速さが分けられています。この列車は日本のひかりのような準速達タイプでした。
モケットの色は違えど雰囲気は日本と変わりません笑
乗車率はかなり高く中央のB席も一部埋まっていた一方、台中や台南で降りる人も多く末端区間は比較的余裕がありました。
昼食は名物の台鐵弁当です。大きな肉がドーンと乗っていてボリュームがありますが、価格は80NT$(約370円)と格安です。
約2時間の乗車で高雄の玄関口、左営に到着です。
700T型が5本並ぶ圧巻の姿を撮影できました! 左営駅はホームドアがないため撮影におすすめです。
高雄に来た目的は新幹線に乗ることだったので観光はほとんどせず、ガイドマップで気になった美麗島駅のみ訪れてみました。
世界で最も美しい地下鉄駅の一つに選ばれたこともある場所で、天井を覆うステンドグラスは思った以上に綺麗で迫力があります。
一時期日本でも流行ってタピオカミルクティーを本場で飲んでみました。味は美味しかったですが、あまり甘いものが得意ではないのでかなり量が多かったです笑
左営14:55→16:40南港
こちらは最速達タイプで途中台中、板橋、台北の3駅しか止まりません。せっかくなので台北の先終点の南港まで乗り通してみました。最も北側にある駅が南港というのは少しややこしいですね笑
復路は日本のグリーン車にあたる商務座を利用しました。
こちらもモケットの色以外は700系と変わらず1世代前のグリーン車といった感じです。
東海道新幹線では普通車で車内販売が廃止された一方、台湾高鐵では商務座の利用客に飲み物とお菓子のサービスがありました。
思った以上に700系らしさがありなんとなく懐かしさを感じました。台湾全般に言えますが、日本よりも運賃が安いのでお得です。今後はN700Sの導入が始まるようなのでそれも楽しみですね。