2か月前に1週間使って北海道を巡りましたが、また渡道してきました。今回の目的は北海道の翼「エアドゥ」、そして前回乗っていないキハ281、道南いさりび鉄道と北海道新幹線です。
大阪難波6:00→8:06近鉄名古屋 80000系6連【HV13編成】6号車3番A席 ひのとり
エアドゥは神戸から新千歳便が就航していますが今回の目的地は函館でありセントレアから飛行機に乗ってみたかったので名古屋へ向かいました。1人掛けは全て、2人席は半分程度埋まる乗車率でした。意外と八木や津からの乗車が多かったです。
名鉄名古屋8:50→9:18中部国際空港 2000系8連【2010F+2005F】6号車8番D席 ミュースカイ
神宮前から空港までノンストップなのでかなり早く主要駅の太田川を高速で通過するのは爽快です。乗車した6号車は貸切で8両は明らかに過剰ですね。常滑通過後に流れる「Big Sunset」は飛行機に乗る前の演出のようで高揚感を持ちます。今まではこの曲を聞いても折り返していましたが今回はしっかり搭乗します。
あえて早めに到着したので今や全国チェーン店となった名古屋発祥のコメダ珈琲でモーニングを食べながら時間を過ごします。
セントレアは天井が高くとても開放的な印象です。駅から搭乗口まで段差がなくバリアフリーの観点から見ても便利だと感じました。
中部国際NGO11:0011:09→13:1512:30函館HKD B737-700 ADO127便／ANA4827便 24列A席
エアドゥは「北海道の翼」として道内各地と本州を結ぶMCCです。FSCではないため優先搭乗はなく座席位置によって搭乗のグループが決められていました。利用した最後列はリクライニングできませんが飛行機の場合そもそも倒せる時間があまり長くないため気になりません。セントレアと函館を結ぶ便は1往復のみで搭乗率は6割程度でした。
エアドゥのドリンクサービスといえば北見産の玉ねぎを使ったオニオンスープが有名です。
途中まで順調に飛行し着陸するはずでしたが、函館付近が霧と雲による視界不良のため一度着陸をやり直し上空で待機するゴーアラウンドが行われました。自然現象のためやむを得ないですが何もできずただ待っているだけだったのでもどかしかったです。さらに気流の乱れで体がふわっと浮く感じの揺れが続いたので「飛行の安全性に影響はございません」と言われても少し怖かったです。
場合によっては新千歳に目的地を変更する可能性もありましたが無事に星形が特徴の五稜郭を見ながら45分遅れて函館空港に着陸しました。（ちなみにセントレア出発時点では条件付き運航になるアナウンスはありませんでした）
函館空港13:2513:40→13:5813:45函館駅前 函館帝産バス
定刻50分発のバスに乗ろうとしたらなぜかバスが止まっていたので即乗車しました。
2ヶ月前はハセガワストアのやきとり弁当を食べたので今回は函館のもう一つのソウルフードであるラッキーピエロで少し遅めのランチです。黄色い派手な看板が目印になっています。降機した時は揺れで少し気持ち悪く感じていましたがすぐに回復しボリュームのあるハンバーガーも食べることができました。
函館15:15→16:19木古内16:32→17:34函館 128D→133D キハ40形単行【キハ40 1799】
北海道新幹線開業により五稜郭～木古内は第三セクターの道南いさりび鉄道に移管されました。5年前に一度乗車しましたが改めて乗り直しです。函館側は駅間距離が短めです。
上磯～木古内では海の見える区間が多く高台を走るため景色が良かったです。
函館17:52→20:10東室蘭 19D キハ281系6連 北斗19号 2号車9番D席
3月乗れなかったキハ281で運用される列車の時間に合わせて乗車しました。北斗といったらこの形式のイメージが強いです。おおぞらのキハ283が定期運用から撤退した今、この車両も先はそこまで長くないと思います。そのため後悔しないようにグリーン車を利用しました。振り子車両でバランスを保つため千鳥配置になっているのが特徴です。乗車人数は私を含めて5人のみで快適な空間でした。
1日目は北海道新幹線を除き今回の目的は達成です。飛行機が大きく揺れて着陸できるかわからない時はハラハラしましたがその後の予定に変更が出なかったので安心しました。北海道らしさを前面に出したエアドゥは他の地域では乗れないため特別感がありスープもおいしいため今後、渡道する時は往復のどちらか一方でも利用したいと思います。
