今回は五能線を走る観光列車リゾートしらかみに2年ぶりに乗って来ました。一気に乗り通すのではなく、途中のウェスパ椿山で下車して以前から気になっていた不老不死温泉を訪れました。
秋田10:50→13:16ウェスパ椿山 リゾートしらかみ3号
この車両は前回も乗車しましたが、今回は2号車のボックスシートを利用しました。部屋ごとの発売ではなく、席単位での販売であるため混雑時は相席になる可能性もあります。とはいえ乗車日は1組しか埋まっておらず普通席もガラガラでした。
ボックス席は↑のようにフルフラットにすることも可能です。ここまで快適なのに840円の指定席券で乗れてしまうのは破格です。
この席を購入する際の注意点として窓口でしか買うことができません。そのため知名度が低く空いていることも多いです。これははっきり言って不便なのでえきねっとでも買えるようにして欲しいです。(同じような座席の海里コンパートメントはネット予約ができます)
昼食は大館の駅弁鶏めしです。秋田限定のりんごサワーと共にいただきました。りんごと言えば隣県の青森のイメージしかないです笑
午前中は雨模様だったため雲が多めですが日本海の絶景を眺めながら走行します。一部区間では徐行のサービスもあります。
ウェスパ椿山で下車し送迎バスで不老不死温泉へ。入浴料は通常600円ですが、リゾートしらかみ利用の場合は400円に割引されます。無料で送迎してもらえるうえで安く入れるのは最高です笑
撮影禁止なので代わりのパンフレットを載せておきます。
写真の通り海の真横で吹きさらしの場所にあります。そのため雨の日や吹雪の日はなかなか大変そうです。お湯の色が他ではあまり見ない茶褐色であるのが特徴だと思います。
また日本人よりアジア圏からの訪日観光客が多いのは驚きました。割とマイナーな場所だとは思いますがリサーチ力が凄いですね…
ウェスパ椿山16:09→18:54弘前 リゾートしらかみ5号
こちらは前回クルージングトレインで運転されたため乗れなかった青池編成です。当該列車は既に廃車になったため当時乗れたのはむしろよかったです。
JR東の乗って楽しい列車はとにかくシートピッチが広く快適です。
夕暮れの日本海もなかなかエモいです
千畳敷駅では停車時間を利用して散策が可能です
現在、リゾートしらかみでは車内販売はありませんが無人の売店がひっそりと営業していました。キャッシュレス支払い限定で品数は限られますが、ないよりは何倍もいいですね。なおこのサービスはハイブリッド車両の青池と橅編成でのみ行われています。
観光列車定番のスタンプも忘れずに。
日本海の絶景を眺めながらの乗車と途中下車して温泉も楽しむことができた最高な日でした。現地までの交通費は結構かかりますが、その価値がありまた訪れたいと感じる路線です。ボックスシートで乗り通すのもやってみたいですね。
前回の乗車記はこちら